避難所の実態
避難所は小中学校の体育館などで、運営は自治体職員と地域住民、避難者自身が担います。開設直後は物資も人手も足りず、次のような状態が普通です。
- 一人あたりのスペースは畳1枚程度。段ボールベッドや間仕切りが届くのは数日後。
- 食事は初日はおにぎりやパン、水が中心。温かい食事や野菜は後になる。
- トイレは仮設トイレが届くまで、校舎のトイレを使えない場合がある。
- 冷暖房がなく、夏は暑く冬は寒い。
- 感染症(インフルエンザ、ノロウイルス、新型コロナ)が広がりやすい。
自宅が安全なら、在宅避難のほうが生活の質は保ちやすくなります。避難所は「家に居られない人のための場所」です。
持ち物で差が出るもの
- スリッパか室内履き。体育館の床は冷たく汚れる。
- 耳栓とアイマスク。眠れないことが最大のストレスになる。
- マスク、アルコール消毒、体温計。感染症対策。
- 簡易トイレ。トイレの行列と衛生状態を避けられる。
- モバイルバッテリー。充電できる場所は限られる。
- 常用薬とお薬手帳。救護所で処方を受けやすい。
- 薄手の毛布かアルミブランケット、カイロ。
- 子どもの遊び道具、本。
健康を守る
- 同じ姿勢で座り続けず、数時間ごとに歩く。エコノミークラス症候群の予防。
- 水分を控えない。トイレを我慢するために飲まない人が多く、脱水や血栓につながる。
- 食事の前と用を足した後は手を消毒する。
- 体調が悪ければ早めに保健師や医療者に伝える。避難所には巡回の医療チームが来る。
避難所で守ること
- 受付で名前と連絡先を登録する。物資の配分と安否確認の基礎になる。
- 運営を手伝う。掃除、配食、トイレの管理は避難者が担う。
- 要配慮者(高齢者、障害のある人、妊婦、乳幼児)のスペースを優先する。
- 女性用の更衣・授乳スペース、防犯の見回りを運営に求める。
まず今日やること
- 自宅の避難所を住所でハザード確認の避難所検索リンクで確認する。
- 持ち出し袋にスリッパと耳栓を足す。
- 自宅が在宅避難できる条件(浸水・土砂の区域外、耐震性)を確認する。