テレビや気象庁の発表で出てくる言葉の意味と、そのときに何をすべきかを説明します。すべての項目に公的機関の出典を付けています。
大雨・洪水・土砂災害の危険度を5段階で示し、住民がとるべき行動を対応させた仕組み。レベル3で高齢者等が避難、レベル4で全員が危険な場所から避難する。
警戒レベル4。市町村が発令し、危険な場所にいる人は全員避難する。2021年に避難勧告と一本化された。
警戒レベル3。避難に時間がかかる高齢者・障害のある人・乳幼児のいる家庭などは、この段階で危険な場所から避難を始める。
警戒レベル5。災害がすでに発生または切迫し、安全な避難ができない可能性が高い。命を守る最善の行動を直ちにとる。
発達した積乱雲が次々と発生して列をなし、同じ場所に数時間にわたって強い雨を降らせる現象。長さ50〜300km、幅20〜50km程度。
線状降水帯による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているときに、気象庁が発表する情報。警戒レベル4相当以上の状況で出る。
数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析したときに発表される。1時間に80〜120mm以上が基準で、警戒レベル4相当以上。
土砂災害・浸水害・洪水の危険度を地図上に色分けで示す気象庁のサービス。紫が警戒レベル4相当、黒が警戒レベル5相当。
大雨警報が出ている中で、土砂災害の危険度がさらに高まったときに、都道府県と気象庁が共同で発表する。警戒レベル4相当。
数十年に一度の重大な災害が起こるおそれが著しく高いときに発表される。警戒レベル5相当で、発表時点で災害が発生していてもおかしくない。
5日先までに警報級の現象が起こる可能性を「高」「中」で示す情報。警戒レベル1に相当し、心構えを高める段階。
地震の発生直後に、強い揺れが来る前に知らせる情報。最大震度5弱以上が予想されるときに、震度4以上の地域へ発表される。
震度はその場所の揺れの強さ(0〜7の10段階)、マグニチュードは地震そのものの規模。同じマグニチュードでも震源からの距離で震度は変わる。
大きな地震で生じるゆっくりとした大きな揺れ。高層ビルの上層階で長く続き、家具の移動やエレベーターの停止を起こす。階級1〜4で表す。
予想される津波の高さに応じて、大津波警報(3m超)、津波警報(1m超3m以下)、津波注意報(0.2m以上1m以下)の3段階で発表される。
南海トラフ沿いで大規模地震の可能性が平時より高まったときに気象庁が発表する情報。「巨大地震警戒」「巨大地震注意」などのキーワードが付く。
地震の揺れで水を含んだ砂の地盤が液体のようになる現象。建物の傾き、マンホールの浮き上がり、道路の陥没を起こす。埋立地や旧河道で起きやすい。
避難場所は災害から命を守るために一時的に逃げる場所、避難所は家に戻れない人が滞在する施設。災害の種類ごとに指定が異なる。
自宅に倒壊や浸水の危険がないときに、避難所へ行かず自宅で生活を続けること。備蓄と家具固定がその前提になる。
普段の食品を少し多めに買い置きし、食べた分を買い足して常に一定量を保つ備蓄方法。特別な非常食を用意しなくても備蓄が続く。
洪水・土砂・津波・高潮などの災害で被害が想定される区域と、避難場所を地図にしたもの。市区町村が作成し、国土地理院のポータルで全国分を重ねて見られる。
一定以上の揺れを感知すると自動で電気を止める装置。地震後の停電復旧時に起こる通電火災を防ぐ。
地震で停電したあと、電気が復旧したときに倒れた電気器具や傷ついた配線から出火する火災。阪神・淡路大震災の火災原因の多くを占めた。