防災カレンダー
備えは一度に全部やろうとすると続きません。季節と過去の災害に合わせて、月に数個ずつ片付けていく順番です。
1月 阪神・淡路大震災(1月17日)に合わせて家具固定を見直す
1995年の阪神・淡路大震災では、亡くなった人の多くが建物の倒壊や家具の転倒による圧死でした。年の初めに寝室の安全を確認します。
- 寝室の背の高い家具を固定する
- 寝ている場所の周りに倒れてくるものがないか確認する
- 暖房器具の周りに燃えやすいものを置かない
- 大雪の予報に備え、車に毛布とスコップを積む
2月 寒さと停電への備えを点検する
大雪による停電は復旧まで数日かかることがあります。寒さの中で電気が止まる想定で、暖房の代替を確認します。
- 使い捨てカイロ、毛布、寝袋の数を確認する
- カセットガスストーブを使うなら換気の方法を家族で共有する
- モバイルバッテリーを満充電にする
3月 東日本大震災(3月11日)に合わせて避難先と連絡方法を確認する
津波からの避難は事前に決めた場所へ迷わず向かえるかで生死が分かれます。年度の変わり目で、家族の通学先や勤務先も変わる時期です。
- 家族の集合場所と連絡方法を決め直す
- 災害用伝言ダイヤル171を体験利用する
- 津波・洪水の避難先を地図で確認する
- 新年度の通学路・通勤経路の危険箇所を確認する
4月 新生活に合わせて備蓄を組み直す
引っ越しや進学で家族構成と住まいが変わる時期です。備蓄の量と置き場所を新しい生活に合わせます。
- 備蓄計算で必要量を出し直す
- 引っ越し先のハザードマップを確認する
- 自治体の防災アプリを入れ直し、避難情報の通知を受け取る設定にする
5月 梅雨前に水害の備えを整える
6月から10月は大雨の季節です。梅雨入り前に雨どいや排水溝を掃除し、警戒レベルの意味を家族で確認します。
- 雨どい・ベランダの排水溝を掃除する
- 警戒レベル3で誰が避難するか家族で決める
- 土のうや止水板が必要な家は準備する
- 車の避難場所(高い場所の駐車場など)を決める
6月 暑さと停電に備える
夏の停電はエアコンが使えず熱中症の危険が高まります。冷やす手段と水分を確保します。
- 保冷剤を冷凍庫に常備する
- 電池式の扇風機、うちわを用意する
- 飲料水の在庫を確認し、古いものから使う
- 備蓄食品の賞味期限を確認する(ローリングストックの日)
7月 台風シーズン前の点検
台風は事前に進路がわかる災害です。前日に慌てないよう、飛ばされるものと窓の対策を確認します。
- ベランダの植木鉢や物干し竿など、飛ばされるものの置き場を決める
- 窓ガラスの飛散防止フィルムや養生テープを用意する
- 断水に備え、ポリタンクと簡易トイレの数を確認する
8月 防災週間(8月30日〜9月5日)に家族で訓練する
関東大震災(9月1日)にちなむ防災週間は、自治体の訓練や防災イベントが集中します。家庭でも避難経路と持ち出し袋を確認します。
- 持ち出し袋の中身を出して確認する
- 避難経路を実際に歩く
- 家族で防災クイズをやる
- 自治体の防災訓練に参加する
9月 台風と秋雨前線への対応
9月は台風の上陸が最も多い月です。前日にやることを決めておき、警戒レベル4で避難を終えます。
- 台風接近の前日に、飛ばされるものを片付け、浴槽に水をためる
- 停電に備えてスマホとバッテリーを満充電にする
- 避難先と持ち物を確認する
10月 地震への備えを点検する
秋は自治体の総合防災訓練が多い時期です。家具固定と感震ブレーカーの設置を進めます。
- 感震ブレーカーの設置と、自治体の補助制度を確認する
- ガラス飛散防止フィルムを貼る
- 消火器の期限を確認する
11月 冬に向けて備蓄を冬仕様にする
11月5日は津波防災の日です。寒さの中での避難と在宅避難を想定して、備蓄を冬向けに入れ替えます。
- カセットボンベの本数を確認する(冬は多めに)
- 使い捨てカイロと毛布を備蓄に加える
- 津波の避難先と経路を確認する
- 灯油は早めに買い、保管場所を確認する
12月 年末の大掃除で備蓄と非常持ち出し袋を整理する
大掃除は備蓄の置き場所と期限を見直す機会です。年末年始は医療機関が休みになるため、薬の残量も確認します。
- 備蓄食品の期限を確認し、古いものを年末年始に食べる
- 常用薬を年末年始分より多めに確保する
- 非常持ち出し袋を冬仕様にする
- 帰省先のハザードマップを確認する
最終更新: 2026-09-18