名簿と個別避難計画に登録する
市区町村は、自力での避難が難しい人の「避難行動要支援者名簿」を作り、本人の同意があれば地域の支援者や消防と共有します。2021年からは一人ひとりの「個別避難計画」の作成が市区町村の努力義務になりました。誰がどう支援するかを事前に決めておく制度です。登録は市区町村の福祉担当課に問い合わせます。
福祉避難所
一般の避難所で生活が難しい人のために、福祉施設などが「福祉避難所」に指定されています。2021年のガイドライン改正で、対象者を事前に決めて直接避難できる仕組みが認められました。自分が対象になるか、どこが指定されているかを市区町村に確認します。
障害の種類ごとの備え
| 状況 | 事前にできること |
|---|---|
| 視覚障害 | 避難経路を支援者と一緒に歩いておく。音声で情報を得られるラジオを用意する |
| 聴覚障害 | 避難情報をプッシュ通知やメールで受け取る設定にする。筆談用のボードやスマホのメモを用意する |
| 肢体不自由 | 車いすで通れる避難経路を確認する。段差や階段の場所で支援を頼む人を決める |
| 知的・発達障害 | 環境の変化に備え、慣れたものを持ち出し袋に入れる。避難所で必要な配慮を書いたカードを用意する |
| 精神障害 | 薬を7日分余分に持ち、かかりつけ医の連絡先を控える。避難所以外の避難先も検討する |
| 内部障害・医療機器 | 停電時の電源確保と、機器メーカー・電力会社への事前連絡 |
ヘルプマークとカード
外見からわからない障害でも、ヘルプマークを付けると周囲に配慮を求めやすくなります。避難所の受付で渡せるよう、必要な配慮を書いたカードを用意します。
まず今日やること
- 市区町村に避難行動要支援者名簿の登録方法を問い合わせる。
- 避難所で必要な配慮を1枚のカードに書く。
- 住所でハザード確認で自宅の区域と避難先を確認する。