なぜ備えるか
停電やガスの停止が続くと、温かい食事が作れなくなります。カセットコンロがあれば、お湯をわかしてアルファ米やレトルト食品を温められます。ポリ袋で湯せんする料理なら、水と燃料も節約できます。ローリングストックのレシピ
ボンベの数は、備蓄計算で日数に合わせて出せます(このサイトでは、コンロ1台で1日1本を目安にしています)。
ふだん使えるか
使えます。 鍋料理や卓上の調理に使えば、災害のために特別に買い足す必要がありません。使いながらボンベを入れ替えれば、いざというときに期限切れで使えない、ということも起きません。ふだん使うものを災害時にも役立てるこの考え方をフェーズフリーと呼びます。
事故の多くは使い方で起きる
NITE(製品評価技術基盤機構)には、2014年度から2023年度までの10年間に、カセットこんろの事故が91件寄せられました。調べ終わった86件のうち、約4割は使う人の誤った使い方や不注意によるものとみられています。特に多いのは、ボンベが熱くなりすぎて破裂する事故です。
やってはいけない使い方
- こんろを覆うような大きな鉄板や鍋を使わない。熱が下に返ってボンベを温め、破裂させます。NITEの再現実験では、こんろ2台に鉄板を載せて火を強くすると、約13分でボンベが破裂しました。
- こんろを2台以上並べて使わない。
- ボンベを無理に押し込まない。取扱説明書に書いてある向きと位置に合わせてセットします。
- こんろの下に新聞紙などを敷かない。事故の例では、敷いていた新聞紙が燃えています。
選ぶときと買い替えの目安
- 取扱説明書で、使ってよい鍋の大きさを確かめる。災害時に家族分をまとめて作ろうとして大きな鍋を使うと危険です。こんろに合う大きさの鍋を1つ決めておきます。
- こんろは10年、ボンベは7年を目安に買い替える。NITEはこの目安をすすめています。
- 古いボンベは、さびやガス漏れがないか確かめ、早めに使い切る。ボンベのOリング(ゴムの部品)は年月とともに硬くなり、ひびが入ってガス漏れの原因になります。ローリングストックで、ふだんの鍋料理などに使いながら入れ替えると無駄がありません。
保管のしかた
- ボンベはこんろから外してしまいます。
- 室内の40℃未満の場所に置きます。ベランダや車の中など、日光や外の気温にさらされる場所は避けます。
- ストーブやこんろなど、熱を出すものの近くに置きません。
捨てるとき
ガスが残ったまま(振るとシャカシャカ音がする)捨てるのは、とても危険です。最後まで使い切ってから、お住まいの市区町村のルールに従って捨てます。
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