2つの住所のハザードを比べる
引っ越し先の候補、いま住んでいる家と実家、買おうとしている物件。 2つの住所を入れると、公的なデータを同じ物差しで並べて比べられます。
この比較でわかること・わからないこと
- 浸水の想定は、対象になっている川や海だけのものです。色が付かない=安全、ではありません。小さな川や下水道からあふれる内水氾濫は含まれないことがあります。
- 洪水の計画規模は、10年〜100年に1回程度の雨を想定したものです。配信されているのは一部の都道府県・河川だけなので、色がないことは、その規模の雨で浸からないという意味ではありません。
- ため池の決壊による浸水想定と大規模盛土造成地は、地図に載っていない市区町村があります。ため池の浸水想定が載っているのは、一部の道府県だけです。大規模盛土造成地は、該当しても、すべてが地震のときに危険というわけではありません(国土交通省)。
- 土砂災害は、都道府県が指定した警戒区域の内か外かで判定しています。区域の外でも、がけや小さな沢の近くでは起こります。
- 地震の確率と地盤の値は、約250m四方ごとの代表値です。同じ敷地でも造成の履歴で変わります。
- ここで出るのは災害のリスクの一部だけです。建物の耐震性、道路の狭さ、崖の擁壁の状態などは含まれません。
- 最終的な確認は、必ずその市区町村のハザードマップで行ってください。
比べたあとにやること
どちらに住むとしても、備えることは変わります。備蓄計算で必要な量を出し、家具固定から始めてください。 浸水の想定がある場所では洪水・浸水から逃げる、がけの近くでは土砂災害から逃げるが、避難の判断の基準になります。
- 国土交通省 ハザードマップポータルサイト(重ねるハザードマップ)
- 国土地理院 ハザードマップポータル 配信データと凡例
- 国土地理院 住所検索API・逆ジオコーディングAPI
- 防災科学技術研究所 J-SHIS 確率論的地震動予測地図(2024年版・平均ケース)
- 国土地理院 指定緊急避難場所・指定避難所データ
- 国土地理院 重ねるハザードマップ ため池決壊による浸水想定区域 掲載状況一覧
- 国土交通省 大規模盛土造成地マップについて
最終更新: 2026-10-04