防災ワークシート(小学生・中学生向け)
学校の防災学習で使える、書き込み式のワークシート3枚です。小学校高学年から中学生を想定し、むずかしい漢字にはふりがなを付けています。 1枚ずつA4に印刷できます。学校で書き始めて、続きを家でおうちの人と話しながら書く使い方ができます。
ワークシート 1
家の中の危ない場所を探そう
年 組名前
大きな地震でけがをした人の3〜5割は、家具が倒れたり、落ちたり、動いたりしたのが原因です(東京消防庁の調べ)。
1 寝る部屋の間取り図をかこう
家具や家電を四角でかき、名前を書こう。倒れそうなものに ✕、落ちてきそうなものに △、割れそうなガラスに ○ をつけよう。寝る場所と出入り口もかこう。
2 見つけた危ない場所と、直し方
| 場所・もの | どうして危ない? | どうすれば安全になる? |
|---|---|---|
3 この部屋で揺れたら、どこで身を守る?
おうちの人と話そう:直すところを1つ決めて、いつやるか書こう。
おうちの人のサイン
いつもの防災 bosai-x https://bosai-x.com/print/gakko/ 出典:東京消防庁「家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック」
ワークシート 2
避難場所までの道を確かめよう
年 組名前
避難場所は、災害の種類ごとに決まっています。地震のときに使える場所でも、洪水や津波のときには使えないことがあります。
1 家の近くの避難場所を調べよう
| 避難場所の名前 | 使える災害に ○ |
|---|---|
洪水 土砂災害 地震 津波 大きな火事 | |
洪水 土砂災害 地震 津波 大きな火事 |
住所で調べられます
bosai-x.com
/tools/hazard/
2 家から避難場所までの地図をかこう
家と避難場所、通る道をかき、途中の危ない場所に ✕ をつけよう。
3 おうちの人と歩いてみよう
かかった時間:____分 途中で見つけた危ないものに ○
ブロック塀 自動販売機 ガラスの多い建物 川や用水路 崖や急な坂 細い道 電柱や電線 古い建物や看板
4 家族とはなればなれになったら、どこで会う?
| 近くの場所 | |
|---|---|
| 避難所など |
いつもの防災 bosai-x https://bosai-x.com/print/gakko/ 出典:内閣府「指定緊急避難場所と指定避難所について」
ワークシート 3
非常持ち出し袋の中身を考えよう
年 組名前
非常持ち出し袋は、家をはなれて避難するときに持って出る袋です。最初の1日をすごすためのものを入れます。重すぎると持って逃げられません。
1 何を入れる?種類ごとに考えよう
| 種類 | 入れるもの |
|---|---|
| 水・食べ物何を、どのくらい? | |
| 明かり夜や停電のとき | |
| 情報・連絡ニュースを知る、家族と連絡する | |
| 体を清潔にトイレ、手をふく | |
| 寒さ・雨・けが体を守る | |
| 大事な紙名前や連絡先 |
2 自分だけに必要なものは?
毎日使っているもの、ないと困るもの、気持ちが落ち着くものを考えよう。
3 家で確かめよう
| 袋を置く場所 | |
|---|---|
| 背負ってみた重さ | kg |
| 次に中身を見直す日 | 月 日 |
おうちの人と話そう:家にある持ち出し袋の中身と、自分の考えをくらべてみよう。
おうちの人のサイン
いつもの防災 bosai-x https://bosai-x.com/print/gakko/
出典:首相官邸「災害に対するご家庭での備え」
先生向けの説明
45分の授業の流れ(例)
- 5分 導入。大画面スライド「家具の固定」か大画面の防災クイズを数問。
- 15分 ワークシート1。教室を例に、倒れそう・落ちてきそう・割れそうなものを全員で探してから、自分の寝る部屋を思い出して描く。
- 15分 ワークシート3。種類ごとに入れるものを班で出し合い、発表する。
- 10分 ワークシート2を配り、避難場所の調べ方を説明する。地図と歩いてみる課題は、家でおうちの人とやる宿題にする。
2コマ使えるときは、2時間目に通学路の危ない場所を話し合うと、ワークシート2の「途中で見つけた危ないもの」につながります。
答えの例
ワークシート1
- 危ないもの:背の高い本棚やたんす、テレビ、棚の上の物、窓や食器棚のガラス、出入り口の近くの家具。
- 直し方:寝る場所に倒れてくる家具を置かない、または固定する。突っ張り棒とストッパーを一緒に使う、L字金具で壁に止める、重い物を棚の下の段に移す、ガラスに飛散防止フィルムを貼る。
- 身を守る場所:丈夫な机の下。ないときは家具や窓から離れ、クッションなどで頭を守る。寝ているときは布団や枕で頭を守る。
ワークシート2
- 避難場所は災害の種類ごとに指定されています。「住所でハザード確認」で住所を入れると、近くの避難場所と使える災害がわかります。
- 家族と会う場所は、近くの公園など1か所と、避難所など1か所の2か所を決めておくと安心です。
ワークシート3
- 水・食べ物:水(500mLを2本など)、そのまま食べられるもの(ようかん、栄養補助食品、乾パン)。
- 明かり:懐中電灯かヘッドライト。
- 情報・連絡:携帯ラジオ、モバイルバッテリー、ホイッスル。
- 体を清潔に:簡易トイレ、ウェットティッシュ、マスク、歯ブラシ。
- 寒さ・雨・けが:アルミブランケット、雨具、軍手、絆創膏。
- 大事な紙:家族の連絡先を書いたカード、保険証のコピー。
- 自分だけに必要なもの:眼鏡、ふだん飲んでいる薬、好きなお菓子、小さな遊び道具など。
くわしくは家具固定の始め方、非常持ち出し袋の中身、子どものいる家庭の備えにあります。家庭の備え全体は家庭の防災チェックシートで確かめられます。
避難場所の情報は、国土地理院のデータによるもので、最新でない場合があります。授業の前に、市区町村のハザードマップで確かめてください。