学校の防災教育で使える教材

小学校高学年から中学生の防災の授業で、そのまま使える教材をまとめました。 申し込みや登録は要りません。印刷物は、出典(いつもの防災 bosai-x)を消さなければ、クラスの人数分でも学年分でも印刷して配れます。

使える教材

教材形式目安の時間使い方
防災ワークシート(3枚)印刷 A41枚15分家の危ない場所、避難場所までの道、持ち出し袋の中身を書き込む。ふりがな付き
テーマ別の大画面スライド大画面1テーマ5〜6分警戒レベル、地震直後の行動など6テーマ。配布資料としても印刷できる
防災クイズ 大画面出題モード大画面1問1〜2分110問から範囲を選んで出題。解説付き
やさしい日本語のページWeb5分日本語を学んでいる児童生徒と、その家族向け。ふりがな付き
家庭の防災チェックシート印刷 A410分家庭に持ち帰って、保護者と一緒に確かめる20項目
わが家の避難計画シート印刷 A410分家族の集合場所と連絡方法を決めて書き込む
わがまちの防災シート印刷 A4—市区町村ごとの地震の確率、避難場所、補助制度を1枚に。地域を調べる課題に

45分の授業の組み立て(例)

  1. 5分 つかむ。防災クイズを3〜5問、大画面で出題します。「地震のけがの3〜5割は家具が原因」のように、数字で意外さのある問題を選ぶと、そのあとの活動につながります。
  2. 10分 知る。大画面スライドを1テーマ映します。テーマは、その日の課題に合わせて選びます。
  3. 20分 考えて書く。防災ワークシートを配ります。教室を例に「倒れそうなもの」を全員で探してから、自分の家の様子を思い出して書くと、手が止まりません。
  4. 10分 持ち帰る。書ききれなかった部分と、おうちの人と話す欄を宿題にします。次の授業の最初に、何を直したかを発表し合います。

2コマ使えるときは、2時間目に住所でハザード確認を大画面で開き、学校の周りの浸水や土砂災害の想定と、近くの避難場所を見ます。通学路の危ない場所を出し合うと、ワークシート2の地図につながります。

学年に合わせた選び方

小学校低学年・中学年

クイズと、やさしい日本語のページが中心です。ワークシートは、ふりがなが付いていても言葉が難しいので、先生が読み上げながら一緒に書く使い方が向きます。

小学校高学年・中学生

ワークシート3枚がそのまま使えます。家の間取り図をかく、避難場所までの道を歩いて時間を測る、持ち出し袋の中身を考える、という作業が中心です。

中学生・高校生

スライドと市区町村ごとの防災情報を組み合わせ、自分の住む地域の地震の確率や避難場所の数を調べて発表する課題にできます。

日本語を学んでいる児童生徒

やさしい日本語のページが8つあります。家庭に配る資料としても使えます。

大画面スライドのテーマ

家庭とつなぐ

防災は、学校で学んだことを家で実行してはじめて意味があります。次の印刷物を持ち帰らせると、家庭での話し合いにつながります。

国土交通省のカードゲームや気象庁のワークショップなど、国や自治体が作ったゲーム形式の教材は、ゲームで学べる防災にまとめています。

保護者向けの読み物としては、小学生のいる家庭の備え(引き取りのルール、登下校中に被災したとき)と、家族の安否確認と171が役立ちます。

使うときのお願い

学校の防災計画そのものについては、文部科学省の「学校防災マニュアル(地震・津波災害)作成の手引き」(平成24年3月)が参考になります。自治会や職場向けの教材は訓練で使う教材にまとめています。

出典・参考
最終更新: 2026-09-20